少し時間が空いてしまいましたが、9月2週目に無事赤ちゃんが産まれました!!
週末の金曜日に産まれるという、なんともサラリーマン思いの我が子です(笑)
いや~、本当にかわいい!!!オナラするのも、ウンチするのも可愛いんですよ。
以下、旦那目線ですが、妻の出産記録です。
これから子どもを迎えるプレパパやプレママの皆さんの参考になれば嬉しいです。
初産は遅れるというけれど、40週を過ぎて陣痛が来ない
我が家は里帰り出産なので、妻は2ヵ月ほど前から実家の京都に戻っていました。
もともとの予定日は、9月3日の日曜だったので、金曜の夜の新幹線で東京から京都へと向かいました。
しかし、会った瞬間から妻が
「今週末は来ーへん気がする」と。
陣痛らしきものが全くないんだそうです。
まあ、でも陣痛は突然来るって聞くし、いつどうなるかわからんよね~とか言いながら普通に京都観光を楽しんでましたw
久々の祇園周り↓
結局、この週末は陣痛が全く来ずに、日曜の夜に「じゃあ、また来るね」と、とぼとぼ東京に戻りました。
会社でも上司から「まあ、初産は遅れるからね。なんで連絡も来てないのに週末行ったの?(笑)」とか突っ込まれる始末・・。いいんです、不安だったし、そばにいたかったから。
産婦人科は平日に産ませたいのではないか説
そんなこんなで、東京に戻り連日の激務でへとへとの木曜日、妻からLINEが。
「速報です。明日、入院することになった。なんか、産むって・・。」
えーー!!唐突!
そんなもんなんかーと思いつつ、そのまま会社から東京駅に向かって、新幹線で京都へ。
金曜日、急遽休ませてくれた会社に感謝。
(普段の業務減らせー。)
妻に事情を聞くと、先生から「なかなか陣痛も来ないので、金曜日に入院して様子を見ながら誘発しましょうか」という風に言われたそう。
私たちは総合病院ではなく、個人の産婦人科での出産だったので、どうやら土日はなるべく避けたかったようです。
まあ、妻としても早く赤ちゃんに会いたがっていたのでそれはそれで良かったのかな。
ふ、風船で陣痛を誘発!?
金曜日の朝、妻の様子は前日までと全く変わらずすこぶる元気。陣痛は全く来てない状態でした。
妻と義母と3人で一緒に産婦人科に向かい、入院をします。
先に妻が個室に入り、続いて助産師さんが入室。私と義母は部屋の外で待たされていました。
しばらくして、助産師さんから「ご家族の方、どうぞ~」と呼ばれて部屋に入ると、なんだか妻がすごくおとなしい。ていうか、なんかぐったりしてる!
え、どうしたの!?大丈夫?
うん、大丈夫やけど、、しんどい。風船入ってんねん・・。
ふうせん???なんで???
聞くと、この産院はなるべく陣痛誘発剤を使わない方針なんだそうです。
薬を使うよりは、膣に入れる風船のような器具があるらしく、これでじわじわと子宮口を開いていくことで、陣痛を促進するんだそうです。
子宮口が開くと、陣痛が起きるんですね。
助産師さん曰く、子宮口が10cm開くと、分娩台に乗って赤ちゃんを迎える準備をするんだそうです。
苦しむ妻の横で何もできない無力さと助産師の頼り甲斐
風船を入れてから、妻はずっとベッドに寝転がることしかできません。
時間が経つにつれ、「痛い・・痛い・・いたいよぉ・・・」と声が上ずってしまうのですが、はい、この間、私まったく使いものになりませんでした。
入院しているとはいえ、助産師さんがずっと付き添ってくれるわけではないので、そばにいる私が何とかしてあげたかったのですが、体をさすってもイマイチなようで。
ごめん、背中さすってもらわんでいいわ。。
・・・・
なんか、助産師さんが背中をさするのと、私がさするのでは、感覚が全くと言って良いほど違うんだそうです。
腰を押してみたり、それこそテニスボールを当ててみたりもしましたが、「全然ダメ・・」と厳しいご意見。ああ、役立たずな私。。
一方で、助産師さんは本当に頼りになりました。
他の妊婦さんのお産の合間に定期的に様子を見に来ていただいて、妻に声をかけたり、背中をさすってくれたり。
がんばろう。無駄な陣痛なんて無いしね
この言葉はすごく印象に残っていて、妻も後で、あの助産師さんのおかげで頑張れたと言っていました。本当にやさしい助産師さんだったな~。
結局、この陣痛が5時間以上かかって、子宮口が10cmほど開き、妻は分娩室へと向かいました。
産まれる瞬間、私は大笑いしました
妻が分娩室に入ってから約2時間、私は義母と病室でテレビを見ながらお話をしていました。妻の希望で、出産の直前までは私は立ち会わないことになっていたんです。
はい、ここでも役に立たないオット感全開ですね・・(笑)
2時間後、助産師さんが病室に入ってきて、
そろそろ産まれます!旦那さん準備して!!
おっしゃー!頭にネットをして、白衣みたいなエプロンをつけて、分娩台へ。
義母は外で待つことになりました。
分娩室に入ると、そこには、妻、助産師2名、産婦人科医1名のチーム体制がしっかり築かれています。
はい、ゆっくり息履くよ~!
頭、見えた!うーわ、この子めっちゃ元気!いいよ!
助産師さん達が盛り上げるというか、モチベーションを上げてくれるというか、ほんとこの人たちすごいわ・・と一瞬客観的に見てしまいました。
とはいえ、私も妻の方に手を置いて、応援します。
がんばろう!!あとちょっとだよー!!
数分後、赤ちゃんがにゅるり~と出てきました。
感動しきりの妻は、見た瞬間、「かわいい!!!!」と叫びました。
私ももちろん感動したのですが、なんだか新しい命が産まれる瞬間がリアルすぎて、大笑いをしてしまいました。
泣くかなーと思っていたのですが、まかさの大笑い。
出産ってすげーーーー!!!ってなっちゃったんです、なんか。
産まれた後からの助産師さんとお医者さんの手際の良さは見事でした。
助産師さんが、へその尾をサッと切って赤ちゃんを素早くきれいにしている間に、先生が胎盤を取り、麻酔を使いながら縫合します。
その間、私は妻に「がんばったね、すごいね」と話しかけていますが、妻は半ば放心状態。あれ、縫われてるの絶対痛いはずなんだけど、感覚が無いそうです。
いやー、本当にすごいなあ、出産立ち会いできて良かったなあと思っていると、助産師さんから一言。
旦那さん、シャッターチャンスで全然写真撮らへんやん
あ、、そういえば、お産に夢中で、ほとんど写真を撮ってなかった。
だって、ねえ、結構血も出るし、撮っていいものなんか、ためらわれるんですよ?
ということで、へその尾を切って、体もきれいになった赤ちゃんと妻と私で3ショットの写真を撮ってもらいました。
まだ、赤ちゃんがふやふやで、家族以外が見てもかわいくないと思うけどw
その後しばらくしてから、妻も分娩室を出てきて、義母とも対面。
義母も孫を見て愛おしそうにしていました。孫って良いよね~。
妻の出産に立ち会う旦那さんも、この本くらいは読んでおくことをオススメします。
さっきの子宮口が開く話だったり、陣痛のときの妻の痛みの話だったり、体験談がいっぱいあって勉強になりますよ。